こんにちは‼️
サプリソムリエ宮下です。
今日は
ビタミンDサプリの正しい選び方
をお伝えしていきます。
これまで書いてきた通り
今ビタミンDは
世界一注目されている栄養素の1つ。
日本では
骨に良いイメージのみが
広まっていますが
研究の世界では
免疫を始め様々な効果がある
ことがわかってきています。
このことから医師や研究者の中では
✅長寿ビタミン
✅万能ビタミン
✅スーパービタミン
などと呼ばれています。
逆にビタミンDが足りないと
以下のような悪影響が出てきますが
残念ながら日本人は
全く足りていません。
以下は骨の健康を基準にして
国が発表した最低限度のライン。
最新のデータを見ると、これにすら全く足りていません。
また昨年出た研究結果によると、なんと
日本人の98%がビタミンD不足
というとんでもない状況になっていました。
すごい効果があって
世界中で注目もされているのに
日本人は全然足りていないビタミンD。
なんとか増やしていきたいものですね💦
研究者が出した、ビタミンDを満足に摂取する方法は3つ。
✅紫外線を浴びる
✅魚を食べる
✅サプリを飲む
しかし、残念ながら現代日本人は
紫外線を浴びる量も
食事から摂る量も
全く足りていないので
今、サプリメントから摂る方が増えています。
2010年代にも
その凄さが少しずつ認知はされてきてはいたのですが
コロナ禍に入り
免疫を上げたい人のニーズもあり
すごい勢いでビタミンDサプリが売れ始めました。
しかし、中には
ビタミンDを謳いながらも
効果が全く出ないようなものもあるので
本当に良いものを飲まれたい方は
ぜひ今回の基準を参考にされてみてください。
実はビタミンDには
✅植物性のD2
✅動物性のD3
の2種類があります。
日本の資料では
D2とD3の効果は変わらない
となっていることが多いのですが
研究が進んでいる海外の資料を見ると
動物性のD3の方が
吸収性や効果などを考えると
2〜3倍の優位性があり
かつ安全性も高い(または同じ)
と考える研究者が多く存在します。
サプリ原料としては
D2,D3のどちらも売ってるのですが
ベジタリアンの方
宗教などの問題で動物食が難しい方など以外は
D3のものを選ぶのがオススメです😊
なお
日本国内のビタミンDサプリは
多くの場合ビタミンD3を使っています。
国の定めるビタミンDの1日の目安量は8.5μgとなっています。
これは骨の健康が目的の最低限度の基準です。
しかし、これにすら
日本人は全然足りていません。
特に若い女性が足りていないのですが、ここを基準に骨の健康に対して必要量を追加しようと思うと。
個人差も考えて
✅最低5μg
✅普通で10μg
のビタミンDを追加するのがまず必要です。
なお、ビタミンDにどんな個人差があるのかの一例は、こちらの記事に書いています↓
ただ、現在わかっているビタミンDの効果は、もはや骨に対してだけではありません。
これらの
✅遺伝子の働きの正常化
✅免疫の正常化
✅腸内環境改善
✅メンタルの安定
などの効果も求めようと思うと、健康な成人の場合
25〜50μgの
ビタミンDを
毎日摂取するのが良い
と考えられています。
もちろんこれに対しては全く足りていないので、意識して摂ろうとしないとまずムリな数字になっています。
もう1点。
ビタミンDには国が定めた
これ以上摂ってはいけないよ
という上限量があります。
最新の2020年度基準では
健康な成人の方の上限は
1日100μgまで
それ以上摂ると
✅腎機能の低下
✅嘔吐
✅食欲減退
などの悪影響が出る可能性が考えられています。
これら有効量と上限量から考えると
最低 5〜10μg
理想 25〜50μg
サプリから摂る場合は
この範囲の製品を選ぶことをオススメします。
さて。
ここまでをクリアしていれば
ビタミンDサプリの選び方としては十分であると言えますが。
ここからはおまけとして
ビタミンDと相乗効果のある栄養素について2つ書いていきます。
もしビタミンDの効果を
最高レベルで引き出したい方がいらっしゃったら続きもどうぞ。
この記事の最初の方でビタミンDは
✅紫外線を浴びる
✅魚を食べる
✅サプリを飲む
の3つの摂取法がありますとお伝えしましたが
実は、紫外線を浴びて作ったり
食事やサプリから
食べて摂取したビタミンDは
そのまま体内で効果を発揮できるわけではないんです。
マニアックすぎる内容なので
細かな説明は省きますが
(このブログが既に細かすぎるとよく言われますが)
ビタミンDは以下の図のように
上から順番に体の中で使える形にどんどん変化していっているんです。
その変化させるのに
最も重要な栄養素が
マグネシウム
マグネシウムは
大豆食品や玄米ご飯、ほうれん草、バナナなどに多く含まれる栄養素です。
また
良質な塩にも含まれているので
ここを目的に塩にこだわられている方も多くいらっしゃいます。
しかし、残念ながら
マグネシウムもまた、現代日本人は全く足りてません
ビタミンDを
しっかり働かせるためには
マグネシウムも必要‼️
でもマグネシウムも
全然足りてない。
そのために
ビタミンDと一緒に
マグネシウムが配合されているもの
があれば、それがベストであると考えます。
ただし
マグネシウムはビタミンDよりも食事から摂りやすい栄養素ではあります。
その中で
僕がまずおすすめしたいのは
ご家庭で使われている「塩」を変えること。
これだけで体調が一気に変わる方もいらっしゃいます☺️
どのような塩を選べば良いか知りたい方は、ぜひこちらの画像をクリックして、動画をご覧いただければと思います↓
日本の塩の第一人者、日本海水学会理事、日本ソルトコーディネーター協会代表の青山志穂先生との対談動画で
スーパーで買える塩の選び方や
裏話などをたくさん伺い
プレゼント企画として
応募者全員に青山先生が選ぶ「健康に良い塩」6製品のデータを無料でプレゼントもいただけます。
46分の長尺動画ですが
一度見ていただければ
その後一生使える知識をつけていただけますので、ぜひご覧ください☺️
ビタミンDは油に溶ける
脂溶性ビタミンの一種であるため
油の含まれる食事と一緒に食べると吸収率が高まります。
実際にその研究もあり
油と一緒に食べた方が
体内にビタミンDが吸収されやすくなっています。
※実験用に1回だけ超大量のビタミンDを飲ませています。普通は1,250μgとか1度に飲まないでください。
この
油と一緒に摂ると吸収率が上がる
というのをメーカーも考えて
ビタミンDと同じように必要な成分で
かつ現代人に足りてない油の成分
オメガ3とビタミンDを
同じサプリに配合している製品もあります。
オメガ3の働きはこんな感じ
ビタミンDの働きはこちらで
実は
✅アレルギー・炎症の予防
✅脳機能の維持
✅うつ予防
✅免疫の安定
など
そうなる仕組みは違っても
結果同じ働きに関係していて
非常に相性の良い成分同士なんです。
ビタミンDとオメガ3は
セットで摂ると相乗効果が期待できます。
まとめると
良いビタミンDサプリの選び方
✅ビタミンD3
✅25〜50μg/1日
✅オメガ3orマグネシウムとセット(※)
※オメガ3(油成分)とマグネシウムは同時に同じサプリに入れるのは難しいため、どちらかだけで十分良いと判断します。
これらを基準に選んでいただければ
最高のビタミンDサプリに出会えると思います。
これを読んでくださった皆さんが
ビタミンDで健康になられることを願っています☺️