
こんにちは
サプリソムリエ宮下です。
今日も腸内環境と免疫について。
ここ1年の間
免疫力をアップしましょう
というフレーズを
様々な場所で聞いたことと思います。
でも、本当は
免疫力はアップすれば良い
というものではない
んです
前回お伝えしたように
免疫とは本来の意味は
細菌やウイルスなどの危険な異物に対して防御反応が強くなること
新型コロナウイルスは
もちろん人間にとっては危険な異物なので
それと戦ってくれるのが免疫です。
しかし。
この免疫が強くなりすぎて
暴走すると大変なことになります
国に例えると
免疫力というのは
本来は危険な他国からの攻撃に備えて
守ってくれる自衛隊のような存在。
万が一何かがあった時のために
日々備えててくださっています。
これに対して
免疫力が低下した状態というのは
外からの攻撃に対して
守る能力が低い状態。
そりゃ自衛隊も
ヤバいポスター出します。
だから
免疫力を上げよう
というのがキャッチフレーズのように言われるのですが。
自衛隊ではなく軍隊の場合
軍隊が権力を持ちすぎて
暴走してしまうと
戦争が起き
罪のない人たちや
街が焼け野原になることもあります。
同じように免疫も
強くなりすぎて暴走した場合
危険ではない異物や
罪のない自分の細胞を
焼け野原にします。
これがアレルギーの正体。
例えば、花粉症。
本来人間にとっては
無害な花粉を
暴走した免疫が異物と思い込み
攻撃を開始。
結果周りの細胞が焼け野原になって
炎症を起こし
アレルギー性鼻炎
結膜炎
という病気になります。
例えば、アトピー。
本来はもちろん罪のない自分の細胞を
暴走した免疫が攻撃し。
アトピー性皮膚炎
という病気になります。
例えば、ぜんそく。
意外かもしれませんが
ぜんそくもアレルギーの一種とされています。
気管支炎
を起こしますね。
この3つは僕も子供の頃から
栄養の勉強を始める20年前くらいまで
ずっと持っていて苦しかったのを覚えています。
なんとか炎
という名前の病気は
本当に細胞を焼け野原にしてる状態で
アレルギーや免疫の暴走が原因のことが多いんです。
これらの病気は日々増えていってて
近年では日本人の
2人に1人がアレルギー
と国も発表しています。
これは免疫が暴走している状態のため。
この理由は様々考えられていて
一番有名なのは衛生仮説というもので
要は世の中を清潔にしすぎたので
免疫細胞が何を攻撃したら良いか
正しく覚えられずに
自分の細胞を攻撃するようになってしまった
というもの。
この他にも様々な要因があり
栄養面でいえば
ビタミンD不足
オメガ6の摂りすぎ(オメガ3の不足)
などが関係していると
されていますが。
実は腸内細菌・腸内環境の影響も
かなり大きいとされています。
前回お伝えしたように
腸には免疫細胞の70%があり
その免疫細胞をコントロールして
外敵を攻撃させているのは腸内細菌
でした。
そして実は
腸内細菌は免疫細胞が暴走した時に
それをなだめて抑えてくれる
という働きもあるんです。
それはそうですよね。
腸内細菌にとって
人間の身体は「家」
そこが炎症ということは
家が火事になってるのと同じなので
消化活動を手伝ってくれるんです。
腸内環境が良い
=腸内細菌のバランスが良い
ということですが。
腸内環境が良ければ
免疫も強すぎず、弱すぎず
バランスの良い状況になる
ということなんですね
ちなみに。
新型コロナ関係で言うと
サイトカインストーム
という言葉を聞いたことはないでしょうか?
あれはまさに
免疫の暴走
を意味する言葉です。
そして。
コロナの騒動の初期に
肺炎
が特に話題になっていましたよね。
炎症系の病気は
免疫の暴走が原因だったりするからです。
少し前に新型コロナと
サプリメントの関係の研究について
ブログで書きましたが
この研究でも
腸内環境を良くする
プロバイオティクスサプリに
一定の効果があると考えられていました。
これらは腸内細菌には
免疫細胞の暴走を抑える効果があるから
なんですね
免疫も強すぎず、弱すぎず
ちょうど良いところを目指すのが大事。
そしてそれには
腸内細菌のバランスが重要
ぜひ覚えておいてください
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