こんにちは‼️
サプリソムリエ宮下です。
今日も油シリーズ
トランス脂肪酸について。
前回、トランス脂肪酸とは
どんなものかをお伝えしました⬇️
ざっくりいうと
普通の油(シス型)に似てるんだけど
微妙に形が違う不自然な油(トランス型)。
体内では様々なところに
油が使われていますが
トランス脂肪酸が多いと
この体の材料がトランス脂肪酸と入れ替わってしまう可能性があり
結果的にそれが
例えば心臓病に繋がったり
その他こういう害を起こすと
されています。
まさに
百害あって一利なし
なのがトランス脂肪酸
こういうことがどんどんわかってきて
アメリカでは2018年に
トランス脂肪酸が全廃。
なのに日本はトランス脂肪酸について
情報が遅れていて規制はなく
ネットなどを見てみると
健康に詳しい人などが
アメリカでは全廃になっているのに
日本は国が無視して野放し。
日本はバカだー‼️
みたいな情報を発信されています。
さて、こういうお話は
食育ブロガーさんや
美容ブロガーさんの方が
わかりやすく素敵に書かれているのでそちらにおまかせして
僕は今日もマニアックに
トランス脂肪酸はどうやったらできるのか?
について。
他の人が全然気にしないことも
気になっちゃうんです。。
実は
トランス脂肪酸ができるパターンは3種類あります。
①天然に存在する
②水素添加
③高温加熱
順番に見ていきましょう。
一つ目は、自然にできる
天然のトランス脂肪酸
トランス脂肪酸=人工
と思っている方も多いのですが。
実は牛やヤギ、ラクダなどの
反すう動物の胃の中でできます。
反すう動物っていうのは
ひたすら口を
クッチャクッチャしてるように見える動物で。
あれは、食べたものを口と胃を行ったり来たりさせて
ゆっくり消化させてるのですが。
その過程で天然のトランス脂肪酸が生まれます。
日本人が食べる反すう動物と言えば
一般的にはほとんどウシだけかと思いますが。
牛肉や牛乳、
それから作るチーズ、バターなどには
この天然のトランス脂肪酸が含まれています。
しかし、つい先月
東北大の研究により
天然のトランス脂肪酸は
害がないことがわかりました。
ですので、
あまり気にしなくても良いかと思います。
問題は2番目、3番目の
人工的に作られるトランス脂肪酸。
2番目は水素添加
1つ目の天然のトランス脂肪酸は
言い換えると
動物性のトランス脂肪酸でしたが。
世の中で問題になっているのは
植物油を無理やり固めて
固形アブラにしたもの。
植物油はココナッツオイルなど
一部のものを除き
基本的に液体なのですが。
水素を化学的にくっつけると
不思議と固形物になるんです。
⬆️水素添加すると油が固まる
そしてそれをやると
✅日持ちする
✅食べ物の出来上がりがサクサクに
✅コストが他の固形アブラより安い
こういう利点から
便利さを追求した世界はどんどん使うようになりました。
この手の人工トランス脂肪酸は
😱狂ったアブラ
😱食べるプラスチック
とかすごい名前で呼ばれていますが。
その水素添加でできるものの
代表的なものが先ほどもあげた
マーガリン
実はアメリカは
トランス脂肪酸を全廃したのではなく
水素添加でできるものを規制しました。
この辺り微妙に間違って
日本には伝わっていますね💦
マーガリンは元々
バターの代用品で。
今よりもバターが高級品だった頃
庶民用の代用品として普及しました。
その名も
人造バター
名前からしてちょっと怖いですが
人造人間キカイダー
が最先端な時代の話なので
ナウい名前だったのかもしれません。
名前にも違和感がありますが。
個人的には
カツオの髪が黒い
ことの方が違和感があります。
別の製品を見ると
しっかり「植物性」って書いてありますね。
だいぶ目がイってますね。
トランス脂肪酸の摂りすぎでしょう。
植物性の方が
健康にも良さそうなイメージで
コストも安いので大流行し。
学校や病院の給食など
予算が決まっているところには
どんどん取り入れられました。
でも。
本来液体なものを化学的に固形物にする
しかもほっといても極端に腐りにくい。
そんな不自然なものが体に良いわけはなく。
今では健康や美容に詳しい女性たちの中で
マーガリン使うヤツはバカだ‼️
ぐらい言われています。
(※僕が言ったんじゃないですよ?)
また、加工食品によく使う
ショートニングも同じ作られ方でした。
原材料名に
ショートニングや
マーガリンと書いてあれば
わかりやすいのですが
ストレートにそう書いてあるものは少なく。
原材料名のところに
『植物油脂』
と書いてあると
この水素添加でできた不自然な油を
使っている可能性が上がるので
もし興味があったら見てみてください。
ちなみに天然の油を使っていた場合
原材料名には
✅なたね油
✅オリーブ油
などの、植物の名前が書いてあります。
なお、近年。
各メーカーさんの企業努力で
マーガリンやショートニングの中の
トランス脂肪酸は減少傾向にあります。
3番目。
高温で加熱。
油を高温で加熱すると
トランス脂肪酸ができることがわかっています。
そういうと
揚げ物なんて誰も食べれなくなりそうですが。
実は
200℃以下で10時間
フライドポテトを揚げ続けても
害があるほどトランス脂肪酸はでてこない
という研究があり。
一般的な家庭での加熱調理では
トランス脂肪酸はほとんど
気にしなくて良い
とされています。
ただし。
実は200℃以上で加熱したり
長時間加熱したり
同じ油を繰り返し使うと
トランス脂肪酸は出てきます。
例えばコンビニのスナックコーナー
など長時間同じ油を使っていたり
家庭でももったいないからと
同じ油を繰り返し使うと
出てくる可能性があるということです。
そして実は
200℃以上で加熱して
作っているサラダ油が
世の中にはたくさん売っています。
これらはもしかしたら
最初からトランス脂肪酸が入っているかもしれません。
以上3つが
トランス脂肪酸のでき方です。
次回『現在の日本のトランス脂肪酸事情』は
こちらをクリックしてご覧ください↓
トランス脂肪酸に関する
より詳しい解説動画は
こちらをクリック⬇️
チャンネル登録をして応援お願いします🙇♂️
公式LINE登録のオススメ
最新のアンチエイジング情報や
更新情報をお届けしています。
こちらは
5,000名以上の方に
ご登録いただいています。
プレゼント情報や
YouTubeやブログでは書かない
個別のサプリについての情報も配信していきます。
ご登録はこちらから↓