こんにちは‼️
サプリソムリエ宮下です。
今回は骨の老化が進んでしまう要因のまとめです。
まとめシリーズとして
現在骨の健康が
アンチエイジングに注目されている
ことを書きましたが、その続きとなります。
当然といえばそれまでですが
まず、加齢によって骨を作る能力が衰えていきます。
骨も毎日少しずつ
ターンオーバー(リモデリング )
をしていますが、その代謝が悪くなってくると
骨量そのものが減ってしまいます。
骨が年齢を重ねると弱ることは
ご存知の方が多いですが
その理由がターンオーバーが
うまくできなくなるから
ということをご存知なかった方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
女性ホルモンは
女性らしい身体を作るのに必要なものですが
実は骨の健康にも関係があります。
特に閉経後、女性は
女性ホルモンが一気に減ってしまうので
それにともなって骨を健康にする能力も減ってしまいます。
なお、女性ホルモンという名前ですが
男性も持っています。
実際、閉経後55歳くらいまでに
女性ホルモン量は男女がほぼ同じになり。
60歳を超えると女性ホルモンの分泌量は
女性は男性の約半分になってしまいます。
現在若い女性を中心に
過度なダイエットや
間違ったダイエットをされている方が多くなっています。
特に「食べない系ダイエット」は危険です。
「やせ信仰」がいき過ぎて
体重や脂肪分を不必要に落としてしまうと
女性ホルモンの分泌が減ってしまったり
生理が止まってしまったりします。
この結果、骨に悪影響が残ります。
実際に若い頃に生理が不安定だった方は
40代後半から骨が減る量が
生理が安定していた人に比べて倍以上早くなることがわかっています。
美容のためにも、健康のためにも
過度なダイエットは控えるようにしましょう。
骨は重力や運動による刺激で
代謝が促進されます。
そのため、元々小柄な方は
重力による刺激が少なく
骨量が早く減り始める傾向があります。
運動による刺激は骨の健康に非常に大事で
例えばジャンプが多く、着地時の衝撃が強い
✅バスケットボール
✅バレーボール
の経験者の方は骨密度が高い方が多いとされています。
また激しい運動ができない方でも
ヨガなどの筋肉と骨に負荷をかける運動は
骨密度を上げることが知られています。
賛否ある食品添加物ですが
加工食品やスナック菓子、
清涼飲料に多く含まれる
リン酸塩と呼ばれる添加物は
多く摂りすぎると骨にマイナスの影響がある
と考えられています。
コーラ等には多く含まれているものです。
リンはカルシウムと関係の深い成分で
多く摂りすぎるとカルシウムの吸収を邪魔したり
尿に出してしまいます。
リンに関しては1日3000mgまで毒性はなく
日本人の平均摂取量的には単体で危険ということではありませんが
それとは別に
リンをカルシウムより2倍以上多くとると
カルシウムの吸収を抑え始めるとされています。
(※細かくは他の条件の影響を受けます)
国の調査によると
ほとんどの年代・性別の方が
平均で毎日の食事から
すでに2倍程度リンを多く摂っています。
ですので、やはりリン酸塩等の添加物は
あまり摂り過ぎない方が良いかと思います。
骨の原料となる
カルシウムやマグネシウム、タンパク質は
自分自身で作り出すことができず
毎日の食事から摂取するしかありません。
また、これらの成分は
骨だけに使われているわけではなく
例えばカルシウムは、
✅筋肉の働き
✅神経の働き
✅ホルモンの分泌
✅細胞分裂
にも大きな役割を果たしています。
そのため、血液内にカルシウムが足りなくなると
骨を溶かして補充するのですが。
睡眠中は食事ができず
元々カルシウムが減っている状態で
朝食も抜くと、骨を溶かして補充してしまいます。
結果、朝食抜きの方は
骨密度が低いという研究結果も出ています。
朝食を摂るほうが良い、
摂らない方が良いという
相反する意見があることをご存知の方も多いと思いますが。
これは食べるものの質とタイミングに関係しています。
夜遅くに、糖質を多く摂っている方は
朝食は抜いた方が良いかもしれませんが
適度な時間に食べられている方は
朝食にカルシウムやタンパク質を含むものを食べるのがオススメです。
他の栄養素から考えても
やはりいわゆる日本の朝ごはんは理にかなっていると思います。
なお、その理屈から考えると
このような食事は朝食の役割を果たしてないかもしれません。
アルコールを日本酒換算で
1日2合以上飲むと
骨粗しょう症のリスクが上がります。
また、コーヒーやお茶に含まれるカフェインは
飲みすぎるとその利尿作用で
尿中にカルシウムを出してしまいます。
ただし、お茶に含まれるカテキンには
骨を強化する効果もあります。
またコーヒーにも健康効果も多くあります。
この2つに関しては
余程極端な量を飲まない限りは
問題ないのではないでしょうか。
※もちろんそれぞれの質によりけりです。
ただし、
お茶やコーヒーよりもカフェイン量が多く
糖分で骨の糖化のきっかけになり
カテキンなども入っていない
栄養ドリンクやエナジードリンク には
注意が必要かもしれません。
食事で食べたカルシウムが
骨として働くためには
ビタミンDが必要ですが。
このビタミンDを一番効率よく作るのは
日光で紫外線を浴びることです。
しかし近年、
紫外線の害の部分ばかりが注目され
過度にUVケアする方が増えたため
ビタミンDが不足する方が増えています。
また、昔と比べて室内でのお仕事が増えたから、
というのも関係あると考えられています。
食事で摂ればと良いという考え方もありますが
実際は日光から作る方が
遥かに効率が良く。
また、日光不足、紫外線不足が原因と考えられている
子供のくる病(骨がうまく成長しない病気)も
21世紀に入りずっと増えています。
ビタミンDは近年、骨以外にも
免疫やメンタルにも関係することがわかっており
医療界でもとても注目されている成分です。
ただ、日本では美白にしたい方も多いので
UVケアを強化したい方は
ビタミンDに関してはサプリなどで取り入れるのも良いかもしれません。
肺ガンなどへの影響が有名なタバコですが
実は骨への悪影響もあります。
胃腸の働きを弱め
カルシウムの吸収を邪魔し
尿中へのカルシウムの排出をすすめ
骨形成を妨げることがわかっています。
タバコは百害あって一利なし。
喫煙者の方には耳が痛いお話だとは思いますが
やはりできる限り避けた方が良いのは間違いなさそうです。
ある種の病気の経験がある方は
骨にも悪影響が出やすいことが知られています。
代表的なものをいくつか挙げると
✅甲状腺亢進症
✅副甲状腺亢進症
✅関節リウマチ
✅慢性腎臓病
✅性腺機能低下症
などありますが。
現在最も注目されているのが
糖尿病。
糖尿病や高血糖状態は
骨密度は低くないのに
骨が糖化し質が悪くなる
新型骨粗しょう症
と深く関係します。
これは従来の骨粗しょう症と異なり
男性にも多いのが特徴です。
いかがでしたでしょうか?
加齢や女性ホルモンの減少など
避けにくいものもありますが
意外に生活習慣の影響を受けるものが多く。
実際に近年では
骨粗しょう症は生活習慣病
と考えられており
骨の健康は十分に改善できるものとされています。
次回以降では
その改善に必要なもの、手助けできるものを
ご紹介していきます。
お楽しみに😊
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