こんにちは‼️
サプリソムリエ宮下です。
今日もトランス脂肪酸について
僕がいつもセミナーなどで
つかみの話としてする小ネタを1つ。
⬇️前回のトランス脂肪酸のお話はこちらから
さて。
トランス脂肪酸、って聞いて
皆さんはどんな食べ物を思い出しますか?
この記事を読まれている方の多くは
栄養や食品、健康に
興味のある方だと思うので
おそらくほとんどの方が
同じ食べ物を思い浮かべているかもしれません。
ではここで問題です。
バターとマーガリン。
トランス脂肪酸が多いのはどっち?
食育や栄養学のお話を聞きに行くと
よく出るお話です。
トランス脂肪酸は昨日書いた
✅心臓病
✅動脈硬化
以外にも、以下の悪影響があると
言われているもの。
健康にとって
良いことはひとつもない成分なので
多く摂るのはできれば避けたいですもんね。
では、あらためて
バターとマーガリン、どちらが多いのでしょうか?
もちろんTVなどでも皆さん
こういうのは見たことある人も多いと思うので
当然正解は…
バター
です。
え!?
と思われる方もいるかもしれません。
実際セミナーでこれまで
1000人くらいの人に聞いてみたと思うんですが
知ってた方は5%いなかったと思います。
確かに、かつて
マーガリンはめちゃくちゃトランス脂肪酸が多かった食べ物でした。
しかし、平成26年(2014年)の
農林水産省の調査ではすでに
マーガリンのトランス脂肪酸量は平均で
バターの半分まで減っています。
これはマーガリンを作っているメーカーが
ボロクソに叩かれてから
企業努力で作り方を変えたため。
ですので、少なくとも
家庭用のマーガリンにトランス脂肪酸が多い
というのは今や間違った情報になっています。
でも。
マーガリンこそ
トランス脂肪酸の塊で
悪の権化だ‼️
みたいなお話をされている方も
いまだにいらっしゃいますし
先ほども出した画像ですが
すでに農林水産省の調査後である
2015年時点でのTVでも
まだこんな感じで出ています。
新しくて正しい情報が
一般に浸透するのはなかなか時間がかかるということですね。
ちなみに、バターの方が多いと言っても
このレベルであれば
悪影響はほぼないと思って大丈夫なので
少なくともトランス脂肪酸に関しては
どっちでも良い
と思います。
ただ、僕は結局
バターの方を使います。
その理由はまた後日。
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