こんにちは‼️
おせんべいの【サラダ味】が
サラダ油で揚げた味
とは知らなかった
サプリソムリエ宮下です。
※Saladの語源であるSal(salt=塩)の塩味説もあります。どうでも良い豆知識コーナー。
今日もこれまでの続き。
食用油の体の中での働き
について。
前回のブログで食用油は
✅飽和脂肪酸
✅オメガ9
✅オメガ6
✅オメガ3
の4種類に分類されることを書きました。
この中で、人間の
美容や健康に特に大事なのが
✅オメガ3
✅オメガ6
の2種類です。
なぜならこの2つは
人間が自分で作り出せないもの。
絶対に食べ物から摂らないといけないものなので
必須脂肪酸
と呼ばれています。
つまり他の油よりも
食べたものがダイレクトに影響する
んです。
オメガ3は、上にある
亜麻仁油、えごま油や
サバやサンマに多く含まれる
魚油(EPA、DHA)が代表的。
一方オメガ6は、上の
サラダ油、コーン油など以外に
マヨネーズやスナック菓子にも多く含まれます。
これらはどちらも必須脂肪酸。
体に必要な油ですが
体の中での働きは真逆
になっています。
図にするとこんな感じ。
【オメガ3】
✅アレルギーを抑える
✅血液をサラサラにする
✅細胞膜を柔らかくする
【オメガ6】
✅細菌やウイルスから守る
✅炎症を起こす
✅アレルギーを促進する
✅血液を固まらせる
✅細胞膜を固くする
例えば炎症はがんなど
様々な病気につながります。
例えば血液を固めることは
脳梗塞や心筋梗塞につながります。
そしてアレルギーも促進する。
こう書くと
オメガ6は完全に悪者
のように思えますが。
炎症やアレルギーを起こすことは
外敵から体を守るために必要な作用です。
血液を固める作用がなければ
ケガで出血した時などに止まらなくなります。
細胞膜が固くないと
細胞がすぐ壊れてしまいます。
つまり
オメガ6の欠点は
そのまま長所でもある
んです。
そしてオメガ6と正反対の効果を持つオメガ3。
2つの必須脂肪酸は
協力してバランスをとって
良い細胞を作ります。
そのベストバランスは
研究によっても異なるのですが。
オメガ3:オメガ6で見ると
厚生労働省の基準によると
1:4
日本脂質栄養学会によると
1:2
最先端の研究では
1:1が良い、というのもあります。
確定はしていないので
このブログでは間をとって
理想的な比率は
オメガ3:オメガ6
1:2
で進めていきます。
しかし。
現代の欧米化が進んだ食生活によって
食用油、特にオメガ6の消費量は急激に増えました。
現代の平均的な摂取量は
オメガ3:オメガ6で
1:10程度
人によっては1:50になっているとも言われます。
本来、体に必要なはずのオメガ6も
そればかり多いと害が出ます。
それが現代に増えている
✅がん
✅動脈硬化
✅うつ
✅アトピー
✅花粉症
✅認知症
✅リーキーガット症候群
など、50年前にはあまり問題になっていなかった病気の一因だとされています。
実際、日本ではこの半世紀で
脂質の摂取量は3倍近く増えたのに
オメガ3の摂取は減っているんです。
逆にオメガ6の増えた最大の原因が
サラダ油の使いすぎ
と言われています。
ご自身の食生活を思い返してみてください。
以下の図で
オメガ3と6の含まれる食品。
どちらを多く食べているでしょうか?
今でこそこんな文章を書いていますが
学生時代の僕は毎日コンビニ弁当で
魚は嫌い、揚げ物大好き。スナック菓子大好き。
亜麻仁油って何ですか?
状態だったので、1:50より悪かったかもしれません。
事実、当時はアトピーと花粉症がひどかったです。
油を変えること。
油のバランスを変えることは
体質を変えることにつながります。
オメガ6を多く摂りすぎている方は
できる範囲で減らしていくと
本当に体調は良くなりますよ😊
次回の内容は
知らないと怖い💦
ドロドロ血とサラサラ血で
どんな差が出てくるのか、です。
次の記事はこちらをクリックして
続きをご覧ください⬇️