こんにちは‼️
サプリソムリエ宮下です。
今日も腸内環境のお話。
前々回は
除菌しすぎは菌にとって良くないこと。
前回は
帝王切開は赤ちゃんの菌を変えてしまうことを。
それぞれお伝えしてきました。
この2つから
今細菌学者さん達が懸念していることがあります。
それが
子供を清潔にしすぎるのは
良くないのでは?
実はその人その人の
腸内細菌の種類は
3歳までに決まります。
3歳までに入ってきた菌が
定着するということで
その種類が多い方が良い
と考えられています。
日本では
生きてる菌が腸まで届く
というフレーズが人気ですが
これって腸まで届いた後、
定着するとは言ってないんですよね。
実際、大人になったあと食べた菌は
ほとんどの場合
腸まで届いてもそこで
自分が元々持っている菌に殺されるか
生きたまま素通りして
うんちとして出てくるかで
定着は基本しないと考えられています。
だからと言って
意味がないわけではなく
殺されて自分の菌のエサになって
元々いる菌を増やしたり
素通りしてるほんの少しの時間に
腸にとって良い成分を
作ってくれたりして
一定の効果はあります。
が、子供の頃定着した
菌の種類はその後変わることがなく。
あとは菌の量が増えたり減ったりする形になるのが基本です。
なので、まずは最初に
何の菌が定着するかが重要。
そしてそれが決まるのが
生まれてから3歳までの間。
このたった3年間で
起こったことが子供の将来に大きな影響を与えます。
『三つ子の魂百まで』
と言う言葉がありこれは
3歳までに人格や性格は形成され
100歳まで変わらない
ということを言っていますが。
腸内環境が性格やメンタルに
関わることを
昔の人は直感的に理解していたのかもしれません。
では、赤ちゃんはどうやって
3歳までに菌の種類を増やしていくのでしょうか?
答えは
触れたり食べたりして
外から取り込む
前回お伝えした通り
一番最初の菌は
お母さんから出産時に受け継ぎますが
その後は周りの環境から
取り込みまくります。
一番わかりやすい方法が
なめる
赤ちゃんって
とにかくなんでも
なめるというか口に入れようとしますよね?
あれって一つは
様々な細菌を体内に取り入れるため
と考えられています。
また、以前も出した一覧ですが
子供の食物アレルギーには
腸内環境が関わってきます
そのリスクを下げる要因の中に
✅大家族
✅ペット
✅農場・牧場
などがありますが
これらは結局
菌といっぱい触れあれる環境
なんですよね。
3歳までに様々な菌と触れ合うことで
腸内に良い菌を取り込んだり
免疫細胞に良い菌悪い菌を覚えさせたりしているんです。
逆に清潔にしすぎると
=菌とのふれあいが減ると
アレルギーを起こしやすくなったり
腸内に住む菌の種類が減ってしまいます。
実際に田舎に住む子の方が
都会の子よりも菌の種類が豊富だったり
つい最近、
数千年前の古代人のうんこが見つかり
その菌の種類を調べると
清潔になった現代人のものよりも多かったり
することがわかっています。
こういう前提があった上で
考えたいのが
今、子供用の
抗菌スプレーが人気だそうなのですが
本当に必要なのか?
ということ。
コロナが始まってからは
もちろん消毒はしょうがないと思いますが
そのずっと前から
日本は世界一のキレイ好き大国。
キレイ好きなことは一見良さそうですし
実際に良い点も多々ありますが
赤ちゃんが菌を取り込む機会まで
奪ってしまっていないかという懸念があります。
そんな中、大人だけじゃなく
子供用の除菌スプレーが売れていますが
菌を殺しすぎることが
本当に良いことなのか?
何でもかんでも
抗菌にするのが本当に良いことなのか?
一度立ち止まって考えてみる必要があるのではと思います😊
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