
こんにちは‼️
子供の頃は
✅貧血
✅アトピー
✅花粉症
✅喘息
サプリソムリエ宮下です。
今ではなく40年前の話なので
当時はまだそういう子は珍しかったのですが
今ではアレルギーの子も
当たり前にクラスにたくさんいますし
子供の貧血・鉄分不足もかなり酷くなっています。
なんとかしてあげたいですね😣
さて、上にあげたもの以外で
もう1つ、僕が子供の頃に酷かったのが便秘。
週1回出れば良い方で
それが普通だと思っていました。
今考えると、小さな頃から
抗生物質を飲みまくるなど
腸内環境に悪いことばかりしてた僕なので、便秘になるのは当たり前かもしれませんが…
さて、腸内環境が悪いことが
アトピーや花粉症、喘息などアレルギー症状につながることは、もうだいぶ知られてきましたね。
しかしまだまだ知られていないのが
腸内環境が悪いと貧血にもつながるという話。
僕が子供の頃貧血だったのも、それが原因かもしれません。
というわけで今日は
腸内環境が悪いと鉄を食べても貧血が治らないどころか体調を崩す
というお話。
皆さん
貧血には鉄分
というお話をどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?
鉄は赤血球の材料になるので
貧血は鉄分不足で起こっていることもあります。
鉄=血液に良い
みたいなイメージは結構浸透していますよね。
しかし、鉄の働きはそれだけではありません。
鉄の主な働きは
✅赤血球の材料になる
✅酸素を運ぶ
✅エネルギーを作る時に必要
✅細胞分裂に必要
✅酵素の材料になる
✅コラーゲンを作る時に必要
✅脳機能の正常化
✅幸せホルモンや睡眠ホルモンを作る時に必要
など本当に様々。
そしてそんな重要な働きをしている鉄が足りないと
こちらの図にあるように
全身に多くの不調症状が出てきます。
例えば血液をうまく作れず酸素不足になったり、エネルギーをうまく作れなかったりすると
✅頭痛
✅記憶力の低下
✅やる気が出ない
✅疲れやすい
✅朝起きれない
✅立ちくらみ
✅肩こり
✅動悸や息切れ
✅冷え性
などが。
例えば細胞の増殖やコラーゲンの産生がうまくできないと
✅抜け毛や枝毛
✅乾燥肌
✅爪が薄くモロく
✅爪が変形しやすくなる
✅血管が弱くもろくなるので、アザができやすくなる
などが。
例えば脳内の神経伝達物質を上手く作れないと
✅うつっぽくなる
✅落ち込みやすい
✅イライラする
✅攻撃的になる
✅性欲減退
✅集中力がもたない
✅朝起きれない
✅夜眠れない
などが症状として出るなど
鉄という栄養素1つが不足するだけで
心身ともに様々な不調が出てきます。
鉄は人間が生きていく上で本当に重要な栄養素なんですね。
そんな大切な鉄。
実は先進国の中でも
日本はかなり鉄が不足しているとされています。
例えば、成人女性の鉄欠乏性貧血や隠れ貧血の割合を見てみると、圧倒的に他国よりも酷い状態。
ちなみにこの図の頃よりも
今はさらに鉄の摂取量が減っていて。
国が出した最新のデータによると
若い女性はもちろん
今では(月経がなく、鉄不足にはなりにくいはずの)20〜30代の男性もとうとう不足状態になってしまいました。
上の100%の赤いラインは
ここまで食べたら十分というラインではなく
これ以下だったら本当にヤバいからね。
最低限ここまでは摂ってね。
というライン。
そんなレベルですら多くの人が足りていないのが、日本の現状です。
この図の症状。思い当たる方も多いのではないでしょうか?
もしこういう症状が出ている方がいらっしゃったら、それは鉄分不足が原因かもしれませんね。
さて。
こういう話を聞くと
当てはまる症状ばかり‼️
私鉄分不足かも‼️
鉄の豊富な食べ物食べて
鉄サプリも飲まなくちゃ💦
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
実は鉄は他の栄養素と比べて
かなりクセが強い栄養素。
鉄が不足したら
鉄を食べれば良いじゃない
とはならない栄養素なんです。
それどころか。
鉄不足の原因を解決せずに
安易に鉄剤や鉄サプリなどを摂ると
かえって体調が悪化するかもしれません。
その鉄不足になる原因はいくつかあるんですが
今日お伝えしたいのは
腸内環境が悪いと鉄は吸収しないどころか、体調を崩す
ということ。
細かい理屈は省きますが、実は
鉄は、人間にとって必要な栄養素であると同時に摂りすぎると毒になるもの
でもあるんです。
ですので、普段人間は
体内にある少量の鉄を、リサイクルして使いまわす、という方法をメインにしています。
でも、リサイクルしてる中でも
日々ほんのちょっとだけ体外に出てしまう鉄もあり
毎日ほんの少しだけ足りなくなるので
食事からちょっとだけ吸収して
摂りすぎないように調整する、という仕組みが人間にはあります。
妊娠中など
鉄の必要量が明らかに上がる時は
体もちゃんと吸収率を上げてくれますが
普段の状況では
あまりにも食事から多く吸収してしまうと危ないので、鉄を食べ過ぎた時は
鉄の吸収を抑えるホルモン・ヘプシジン
というものを出してちゃんと調整してくれています。
人間の体って本当にしっかりしてますね☺️
また
体の中の鉄の大部分は
赤血球や筋肉にあるんですが
一部は肝臓や全身の細胞などに、貯蔵鉄としてストックされています。
さて。
普段栄養のことを
人間目線で考えていると
忘れがちになりますが
実は鉄は、人間だけではなくほとんどの生き物にとっても大切な栄養素です。
ここで大事なのは、
悪玉菌や病原菌にとっても鉄は必要な要素だということ。
実は病原菌も、人間から鉄を奪ってパワーアップしてやろうと虎視眈々と狙っているんです💦
ですので体は、
病原菌から守るために。
病原菌に鉄をやらないで弱らせるために。
病原菌に感染している時=炎症を起こしている時は、ヘプシジンを出してあえて鉄を吸収しにくくしたり
血液内ではなく、
貯蔵鉄の方に優先的に鉄をストックして
病原菌をパワーアップさせないように
普段なら必要な場所に
鉄をあえて届けないような状態にしたりします。
泥棒が家に入ってきそうなので
現金を全部銀行に先に預けて
自分も現金なくて困るけど
取られるものを無くし
泥棒に帰ってもらう、みたいなイメージです。
この時、本当に必要な場所に
鉄が足りてなくても
無理やり貯蔵鉄を増やすので
貯蔵鉄の指標と言われる「フェリチン」というものの数値が高く出てしまいます。
最近SNSで
フェリチンが低いのは鉄不足‼️
鉄不足の人は
フェリチンを上げるために
鉄サプリをガバガバ飲みなさい‼️
みたいな主張をされる人がいますが
炎症でもフェリチンの数値は上がるので
そういう人は
例えフェリチンが高くても
実は鉄は足りてないということもありますし
異常にフェリチンの数値が
高くなっている時は
何かの病気や炎症が起きている可能性もあるんです。
さて、話を腸内環境に戻すと
腸内環境が悪いと腸が炎症を起こしてしまいます。
そして体は
炎症が起きてるってことは
病原菌がいるんじゃない?
と考えて?
病原菌がいるときと同じように
鉄の吸収を抑えるヘプシジンを出して、鉄をたくさん食べても吸収しにくくしてしまいます。
また、腸内に住む悪玉菌や
人に住むカビの一種であるカンジダも
実は鉄を奪いたがっている泥棒なんです。
結果
腸内環境が悪い時に鉄を多くとると
吸収ができないだけでなく、
悪玉菌やカンジダは増えてしまって
さらに腸内環境が悪化していまい、体調を崩す
という、負のスパイラルに陥ってしまいます。
これが腸内環境が悪い時に
鉄を多く摂ると起きてしまうこと。
鉄不足の人は、鉄分を追加する前に、まず腸内環境を整えることから始めてみてください。
さて。
今日は
鉄不足の人はまず腸内環境を良くしましょう‼️
というお話でした。
腸内環境を整える方法の
最新バージョンは、またこちらのブログでこれから書いていくので
ご興味のある方は、ぜひまた次回以降も読んでいただければと思います☺️
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