こんにちは‼️
サプリソムリエ宮下です。
さて、前回までのことをざっくりまとめると
人間の遺伝子にはできないことを
定着した腸内細菌が
やってくれているということ。
具体的には
食べたものを人間が活用できる
別の形に変えてくれる
という働きが腸内細菌にはあるんです
ということをお伝えしてきました。
例えば
わかりやすいところでは
大豆イソフラボンを
エクオールという女性ホルモンに
似た効果のあるものにするのも腸内細菌の働き。
それ以外にも
✅炭水化物をタンパク質に変える
✅持久力を上げる物質を作る
という菌がいることも紹介しました。
また、書いてはないですが
✅ビタミンを作る菌
✅オメガ3脂肪酸を働く形にする菌
など、他にもたくさんおさまざまな
特定の効果を持つ菌がいるのがわかっています。
また、これまで
腸内細菌はビタミンB群を作る
というのは有名だったのですが
実は腸内細菌の種類によっては
ビタミンを壊す菌を持つ人もいる
こともわかってきました。
身体に良いと言われる食べ物が
本当に良いかどうか個人差があったり
また同じ量のビタミンを摂っても
効かない(足りない)人もいれば
ビタミンをあまり摂らなくても
ビタミン欠乏症にならない人もいる
これまで個人差で片付けられてきた
これらは
食べたものは腸内細菌によって
変化させられてから身体に使われる
ものも多いからだったんです。
これまでの栄養学では
食べ物は
単純な足し算で考えられていました。
レモン1個食べれば
ビタミンC20mgが
身体に入って使われる
みたいな。
しかし、今後は
食べ物 × 腸内環境 = 効果
みたいな掛け算の形で考えるように
変わっていくと思います。
大豆イソフラボンの話で言うと
イソフラボン × 腸内細菌ゼロ = 効果ゼロ
みたいな感じで
腸内細菌がちゃんとしてないと
良いものを摂っても無駄になるかも
ということなんです。
でも、何度も書いてますが
3歳までに腸内細菌の定着は終わってしまい
それ以降腸内細菌の種類を変えるのは
難しいんです。
では、あきらめるしかないのか?
そんなことはありません。
その方法の1つが
有用菌生産物質
を摂ること。
名前の通り
良い菌が作り出したもの
のこと。
先程の掛け算の『答え』の部分
食べ物 × 腸内環境 = 効果
の効果の部分。
最初から腸内細菌が変化させた後の
人間に効く部分をサプリとして飲めば良い
という発想が今注目されています。
例えばそのうちの1つが
大豆イソフラボンを変化させた
エクオール。
まさに有用菌生産物質です。
この有用菌生産物質は
まだ新しい考え方で
統一された名称がなく。
別名で
✅善玉菌代謝産物
✅乳酸菌生産物質
✅バイオジェニクス(の一部)
とさまざまな呼び名があり
海外ではPostbioticsと呼ばれています。
僕的にはこのPostbioticsが
✅プロバイオティクス(善玉菌を摂る)
✅プレバイオティクス(善玉菌のエサを摂る)
に対応する言葉なので、
一番しっくりくるのですが
カタカナだと日本で商標登録を取られていて
使えないようなので
このブログでは
有用菌生産物質
で書いていこうと思います。
これらは腸内環境を
良くする効果があるものも多いですが
本筋は腸内細菌ができるはずの
特定の効果を狙って出すために
研究されているものなんです。
有用菌生産物質のサプリをもし見かけたら
そういう意図の製品なんだなーと
考えてみてくださいね😊
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